資産を手に入れたという話はしたっけ?? 10年も前の話になりますが、その数は100人近いものでした。そのネットバブルははじけましたが、こんな話はいくらもころがって居り、そんなミリオネアの自覚の
無い人向けのマーケティングも必要になってきたという話しをもう1発
お届けしましょう:
「このマンション、1億円しますが、見てみませんか?」 ある大手
不動産の営業マンが、取引先のIT企業の経理担当者Aさん(30代の独身
女性)を訪れて、冗談半分に、シンガポールのプライベートビーチ付
き別荘の購入を勧めた時のこと。
「いいわよ」 と言ったので、取りあえず、彼女にパンフレット渡した
ところ、しばらく眺めていた。そして、ひと言、「忙しいから見なく
ていいけど、気に入ったから買うわ」 と言ったので、営業マン氏は思
わず自分の耳を疑ったという。
なぜなら、物件を一度も見ないで購入を決定した、彼女はごく普通
のOLで、それなりのファッションをしているものの身なりは派手でな
く、どちらかといえば目立たない女性だったからだ。彼女は数年前、
転職した先の新興会社が東証マザーズに上場したことで、数十億円を
手にすることになった。つまり、ストックオプション長者なのであ
る。
ここ数年で、ストックオプションで何十億という資産を手にする若
者が急増している。ハデにやり過ぎて捕まったホリエモンが顕著な例
だが、彼らは「ニューリッチ」と呼ばれる新しい富裕層だ。中でも、
ニューリッチの女性たちのお金の使いっぷりはすごい。
また、億ションを丸ごと一棟購入したという、外資系でバリバリ働
く強者女性や、ほかにも、「週に一度は、フィリピンの家政婦さんに
きてもらいます。そうじゃないと、そうじや洗濯をするヒマがなく
て」 と、MBAを有して大手コンサルティング会社で働くなど、仕事は
バリバリ、プライベートはゆったりと優雅な生活をおくっている女性
たちが増えている。
巻頭の営業マン氏が驚くように、とにかく、服装や言葉遣いがごく
普通の何の変哲もない若者が億万長者だということがよくあるのだ。
こんなことで驚いていてはいけない。青山のブティックでは、
どれも1着50万円ほどの洋服を置いているが、ここ数年は20代〜30代の
購入者が急増している。なんと、7万円のタンクトップを買っていく女
性も多いという。中には、店に半日滞在して、300万円も購入する、と
てつもないお客もいる。
投資して儲けた2億円をすべてこの店で、使い切った人も居る。
「とにかく後にも先にも、あんな方は初めてでした。まだ30代でしょ
うか。見かけは普通のみなりのキャリアウーマンでした」
ほかにも、2000万円の腕時計をポンと買っていくジーンズの若者とか、信じられないような話が、巷に転がっているのだ。
現在、資産3000万ドル(約36億円)以上有する超富裕層(スーパー
リッチ)は、世界中に9万人近くいるといわれ、その実態はベールに包
まれているが、そのうちの16%を日本人が占めていて、増加傾向にあ
るという。富裕層の定義を「年収5000万円以上、金融資産1億円以上」
としてみると、日本では150万人近く存在している。2000年代初めの大
不況時を経て、いつのまにか世界でも有数の富裕層国家になったので
ある。
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